私が、いま、ここで、過ごしている、この、日は、たしかですか?


不安になる、ときどき。
夢が、本当になりそうな。
妄想は、いつまでも、まぼろしなのに。


太陽は私をやさしく出迎えてはくれなかった。


いきが、詰まって。ぐるぐる、廻って過ぎてゆく。
こわい。
口に、声に、だしたら、おわり。


おわりは始まりだと、だれかが仰っていた。
本当なのか、たしかめることはできない、けれど。


夕暮れは、いつも、私をかなしませる。
あの、両方のめを、つくひかり。
こわくて、たまらない。
暗闇が、少しずつ、私のめを潰すそのきょうきを、冒していく。


その暗闇だって、私のみかたではないのに。
縋ろうとしたら、きえて。


気がつくと、お月様が私をあざ笑っている。
わたしはみじめ、そう言い聞かせて寝床にもぐる。
彼がいつまでも私を見ているようで、落ち着かなくなるけれど。


まぶたのしたは、ちらちらと踊る、ひばな。
耳鳴りが、私から酸素を、奪って。


彼女は、明日になったら、私をあいしてくれると思う。





日日(ひび)


20071130